お金の健康診断

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画像(pixabay)

■まずは自分の資産の状態を確認する

こんにちは、40歳目前の既婚・子持ち・住宅ローンを抱えるサラリーマン Jam ossanと申します。

FIREを目指すにあたって、まず現在の自分の状態を確認しようと思います。

いったい1年間にどれくらいの生活費がかかっているのでしょうか?

 

というのも、FIRE関連3冊に共通して「1年間の生活費」をきっちりと把握する、という要素が重要になっています。

 

と、言うのも経済的自立をするためには、そもそも1年間生活するためにはいくら必要なのか、が分からないと見通しが立てられないからです。

 

ちなみになのですが、FIRE本の著者たちは4万ドル(約430万円)に設定して計算をしていることが多かったように思います。 

必要な生活費を貯蓄の元本から得られる利回りで賄っていく、というのが主な方法です。

 

■住宅ローンが大きな重しに...

自分なりに現在の状態を計算してみたところ、最低でも月20万円でした。

年間に換算すると、約440万円です!

 

しかも、これは臨時の出費を除いた金額!です。

 

例えば、洗濯機、テレビ、冷蔵庫、レンジ、など時期が来ればどうしても交換しないといけない家具・家電などは考慮に入っていません。

 

また車にかかる費用(保険・車検など)も月割りで入っていない金額です、とほほです。

 

あらためて数字にしてみると、自分がいかによい生活をしていたのかがよく分かります。毎月の住宅ローンの返済もあり、生活費を押し上げていますね…

早速、奥さんと相談をして無駄な出費がないかを検証したいと思います。

 

FIREまでの道のりはかなり険しいですが、まずは行動、行動、を心掛けたいと思います。ひとまず440万円/年でFIREに必要な貯蓄を計算してみます。

 

■4%ルールとは

FIRE関連本のクリスティー本/サバティエ本で同じように紹介されているのが、4%ルールです。これは、トリニティ大学という大学から発表された論文の内容です。

 

この研究の結論はこうです「運用資産の4%の資金で1年間の生活費を賄えれば、貯蓄が30年以上持続する可能性が95%ある!」です。

 

期間がなぜ30年なのか?というのは65歳でリタイアすることを前提にした研究だからです、つまり、65歳から95歳まで資産が持続すれば十分だろう、ということです。

 

私の現在の状態にこの計算を当てはめると、以下の図のようになります。

必要な貯蓄額は…

 

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■1億1千万円!

正直、絶望的な数字です。これから、自分の生活を見直してどれくらい必要な生活費を変えられるか考えてみます。

 

しかし、注意しなければならないことは、ただ費用を抑えることばかりに気を取られると息苦しくなるだけ、になってしまいます。家計にインパクトが大きくて、かつ削っても慣れてくれば大して気にならない支出を抑えることが大事だそうです。

 

いい考えが浮かんだらブログで報告させていただきます。