『となりの億万長者 成功を生む7つの法則』で支出管理を学ぶ

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(画像)楽天ブックス



アメリカの億万長者は倹約家

 

こんにちは、40歳目前の既婚・子持ち・住宅ローンを抱えるサラリーマン Jam ossanと申します。

 

定年退職する前にFI(Financial Independence)を達成するという無謀な目標を立てた私は目下、「支出」を見直しています。

 

そこで、以前読んだこともあるのですが『となりの億万長者(トマス・J・スタンリー)』を読み返しました。

 

読んでまず感じたことは、「ほんとにこの本読んだことあるかな(汗)」でした。

本書に書かれていることを何一つ実践していない、そんなOssanです。

 

私なりに本書を一言で表すと「アメリカで億万長者=ミリオネアの調査を本気でしてみたら、倹約して億万長者になった人が多かった!」です。

 

億万長者になるのに必要な要素を収入・支出・投資の3つで分けると、収入あるいは投資収益がずば抜けて高い人が億万長者になる、というイメージが一般的かと思います。

いわゆるメッチャ儲かってる人!というイメージです。

 

本書は金持ちについて全米で調査をした、という稀有な著者たちの本です。いざ調査をしてみるとイメージ通りの金持ちもいるにはいるが、億万長者になった人たちの多くを占めているのは、手堅い収入と投資を実践して、なにより支出管理=倹約に勤しんだ人たちだった、ということが分かったそうです。

 

つまり、一部のスーパーミリオネアを目指すのでなければ、普通の職業の人でも日本円で約1億円を超える資産を作ることは可能だ、ということを証明した本だということです。

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■自分の生活を数字化する

FIRE関連本と本書を読んで、私なりに学んだことは「自分の生活を数字化する」です。

FIRE本のサバティエ本や穂高本では「自分の時給に換算するとこれはいくら?」などお金を使うときに具体化=数値化をすることをすすめています。

 

この方法のいいな、と思う点は「消費」という行動の前に一呼吸置けることだと思います。私は消費をするときに、じっくり考えることもあるけど、衝動的にお金を使っていることもあります。この衝動的にお金を消費する前に、自分が買おうとしているものを別の基準を用いて数値化すると、ひと呼吸を置くことができます。

 

これで消費を完全にコントロールできるかは分かりませんが、試してみようと思います。私は「年収の何%をいま使おうとしている」と考えてみることにしました。

 

まずは、支出をコントロールして貯蓄を増やす。そして、収入アップを考える。でいこうと思います。

40歳目前のサラリーマン 42.195km完走チャレンジ

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■2021年 当初の目標

 

こんにちは、40歳目前の既婚・子持ち・住宅ローンを抱えるサラリーマン Jam ossanと申します。

 

突然すみません、おっさんがFI(Financial Independence)を目指すブログなのに関係ないタイトルで…

 

実は2021年が始まった当初、立てていた目標が「フルマラソンを走る」だったのです。

その後、FIRE関連本3冊を読んで感化されてしまい、いまに至っております。

 

とは言いながらも、もともと立てた目標はそれはそれで達成したいなと思っています。

 

新型コロナの影響もあり、大会に出るのはあきらめており、GoogleMapで距離を測ってセルフ完走しようと考えています。

 

1月に10km、2月に15kmと距離を増やしていき、秋には42.195kmを走る計画です。

 

先日2月28日に15kmに挑戦をしました。

折り返しまでは調子がよかったのですが、その後、膝に痛みお尻の筋肉が痙攣、などに見舞われて途中歩いたりしながら、15kmと少しの距離を走りました。

 

普段、週に2-3回ほど4kmを走っているのですがトレーニングがまだまだ、ということですね。心肺機能というより、長距離を走るからだができていないことがよく分かりました。

 

あらためて、自分が40歳を目前にしたアラフォーサラリーマンであることを再認識しました。

10代、20代の方には理解できないと思いますが(私も当時そうでした)、私も気持ちは20歳前半なんです。

まだいけるかなと思うのですが、身体は残酷なまでに現状を素直にあらわします。

 

とはいえ、自分のいまの現状を認識することができて、とてもよい1日でした!

フルマラソンを走る!この目標もしっかりと目指していきたいと思います。

 

■資産運用でも「自分を知る」

同じことが資産形成でも言えるなぁと感じています。

 

FI(Financial Independence)に必要な1億1千万は遠く、住宅ローンを抱えた私の現状はFIから本当に遠く離れています。

 

これが、いまのありのままの私の現状です。そのことを受け入れて明日からもがんばりたいと思います!

お金を増やす方法 複利について考える

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■FIRE達成に必要なもの「複利

 

こんにちは、40歳目前の既婚・子持ち・住宅ローンを抱えるサラリーマン Jam ossanと申します。

 

FI(Financial Independence)を達成するために必要なことは

①収入=貯蓄 ②支出 ③投資 の3つです!

先日、私なりに計算してみた、現在の1年間に必要な生活費は最低で440万円、貯蓄として積み上げておく必要がある金額は1億1千万円でした。

 

この1億1千万円の意味は、

仮にFI(Financial Independence)を達成した後に、リタイアする=収入がなくなっても生きていける金額を意味しています。

 

FIRE本では、トリニティスタディという論文を参考にしており、年4%ずつ貯蓄を取り崩していくことを想定しています。

 

このことを違う角度から考えると、

現状の支出を見直して1年の生活費を貯蓄の4%以内に抑える」

あるいは

現状の支出を維持して1年の生活費が貯蓄の4%以内に収まる額の貯蓄を準備する」

さらには

「その両方を組み合わせてFI(Financial Independence)を達成する」

という選択肢があります。

 

しかし、ここである疑問が出てきます。

「そもそも、資産を4%取り崩していって本当に大丈夫なのか?」

「普通のサラリーマンが1億1千万円も貯蓄を貯められるのかい?」

 

そのために必要なのが③投資です、そして、その投資を支える考え方が「複利」です。

 

複利について「加速度的にお金が増えていく」

お金を投資するときには、必ず想定される「利回り」というものがついてきます。

 

利回りが年5%であれば100万円が1年後には105万円になります、

複利とはこの105万円すべてを翌年の元本にする、そして、毎年それように運用し続けた時の資産の増加を計算するときに用いられます。

 

複利で計算した場合おそらく10年後、20年後のお金の額をパッと暗算できる方は少ないと思います。

 

金融庁のホームページで複利計算ができますので、試しにやってみました。

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(出典)金融庁 https://www.fsa.go.jp/index.html

条件【元本0円毎月の積立額10万円利回り=年率5%10年間運用】

まず毎年120万円が元本として積みあがっていきます=水色の棒グラフ

それとは別に利回りから得られる黄色の運用収益=黄色の棒グラフ

 

黄色の棒グラフが複利で運用した利回りの分、つまりお金がお金を生んだ額になります。毎月10万円ずつ10年間積み立てた場合、利回りがなければ1,200万円ですが、年5%の複利で運用すると1,552万円になります!運用利回りだけで352万円です!

 

毎月の積立額は10万円のままで、利率を変更すると10年でこのようになりました。

1%だと   61万円

2%だと  127万円 (+66万円)

3%だと  197万円 (+70万円)

4%だと  272万円 (+75万円)

5%だと  352万円 (+80万円)

6%だと  438万円 (+92万円)

7%だと  530万円 (+92万円)

8%だと  629万円 (+99万円)

9%だと  735万円 (+106万円)

10%だと 848万円 (+113万円)

 

実際にやってみると、利回りが1%変わるだけで10年間でこれだけ違うということがよく分かりました。FIRE本では運用利回りを6-7%で設定しています。

 

ちなみになのですが、40歳目前の私の場合は6%の利率で20年間=ほぼ定年まで運用して、やっと4,500万円ほどになります、足りない(笑)

お金の健康診断

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■まずは自分の資産の状態を確認する

こんにちは、40歳目前の既婚・子持ち・住宅ローンを抱えるサラリーマン Jam ossanと申します。

FIREを目指すにあたって、まず現在の自分の状態を確認しようと思います。

いったい1年間にどれくらいの生活費がかかっているのでしょうか?

 

というのも、FIRE関連3冊に共通して「1年間の生活費」をきっちりと把握する、という要素が重要になっています。

 

と、言うのも経済的自立をするためには、そもそも1年間生活するためにはいくら必要なのか、が分からないと見通しが立てられないからです。

 

ちなみになのですが、FIRE本の著者たちは4万ドル(約430万円)に設定して計算をしていることが多かったように思います。 

必要な生活費を貯蓄の元本から得られる利回りで賄っていく、というのが主な方法です。

 

■住宅ローンが大きな重しに...

自分なりに現在の状態を計算してみたところ、最低でも月20万円でした。

年間に換算すると、約440万円です!

 

しかも、これは臨時の出費を除いた金額!です。

 

例えば、洗濯機、テレビ、冷蔵庫、レンジ、など時期が来ればどうしても交換しないといけない家具・家電などは考慮に入っていません。

 

また車にかかる費用(保険・車検など)も月割りで入っていない金額です、とほほです。

 

あらためて数字にしてみると、自分がいかによい生活をしていたのかがよく分かります。毎月の住宅ローンの返済もあり、生活費を押し上げていますね…

早速、奥さんと相談をして無駄な出費がないかを検証したいと思います。

 

FIREまでの道のりはかなり険しいですが、まずは行動、行動、を心掛けたいと思います。ひとまず440万円/年でFIREに必要な貯蓄を計算してみます。

 

■4%ルールとは

FIRE関連本のクリスティー本/サバティエ本で同じように紹介されているのが、4%ルールです。これは、トリニティ大学という大学から発表された論文の内容です。

 

この研究の結論はこうです「運用資産の4%の資金で1年間の生活費を賄えれば、貯蓄が30年以上持続する可能性が95%ある!」です。

 

期間がなぜ30年なのか?というのは65歳でリタイアすることを前提にした研究だからです、つまり、65歳から95歳まで資産が持続すれば十分だろう、ということです。

 

私の現在の状態にこの計算を当てはめると、以下の図のようになります。

必要な貯蓄額は…

 

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■1億1千万円!

正直、絶望的な数字です。これから、自分の生活を見直してどれくらい必要な生活費を変えられるか考えてみます。

 

しかし、注意しなければならないことは、ただ費用を抑えることばかりに気を取られると息苦しくなるだけ、になってしまいます。家計にインパクトが大きくて、かつ削っても慣れてくれば大して気にならない支出を抑えることが大事だそうです。

 

いい考えが浮かんだらブログで報告させていただきます。

 

 

 

 

40歳目前の既婚・子持ち・住宅ローンを抱えるサラリーマンがFIREを目指します

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画像(Amazon

 

■40歳目前の既婚・子持ち・住宅ローンを抱えるサラリーマン

 

こんにちは、Jam ossanと申します。

 

この度、「40歳目前の既婚・子持ち・住宅ローンを抱えるサラリーマン」として、いまからアーリーリタイア=FIREを目指していきます。

 

ブログは自分自身のモチベーション維持と、毎日の振り返りのために書こうと考えています。ここまでサラリーマンとしてやってきて、取り立てて人に誇れるものもなく、副収入もありません。

 

実際、会社を早く辞めたい切実な理由というのもありません。

ただ、FIRE関連本3冊を読んでFI(=Financial Independence )の部分に強い憧れを持ちました。

Financial Independence です!経済的自立です、将来の(経済的な)不安なく毎日の生活を過ごす、これを私も目指したいと思っています。

 

■FIRE関連本3冊は20-30歳代で資産を形成している

 

FIREの著者はそれぞれ育った環境や仕事の状況など異なっていますが、全員に共通するのは20-30歳という若い時期に資産形成を始めて、30歳前半にはFIRE=目標を達成されています。

また、私のように子供がおり住宅ローンも抱えている、という状況でもありません。

 

どの本も「再現性=同じことが状況がちがっても可能なのか?」について書かれています、著者たちの年収や年齢、子供がいないことなどを理由に再現性について疑問の声があるようです。

 

40歳目前の既婚・子持ち・住宅ローンを抱えるサラリーマン=私「Jam ossan」でも実現できるのか、挑戦してみたいと思います。

まずは、FIRE本を読んで自身の生活状況を振り返るところから始めていきます。